【検証】富士通PremiumG
ジャパンカップ2013の、大会公式乾電池「富士通PremiumG」。 その性能を、比較検証してみました。
目次
「富士通PremiumG」 その実力は?
「富士通PremiumG」は、ジャパンカップ2013で使うことができます。 公式大会では、タミヤ製の乾電池なら何でも自由に使えますが、優勝決定戦は「富士通PremiumG」が支給され、それでレースをします。
となると、「富士通PremiumG」の性能が、気になりますよね。 そこで、どれほどの実力なのか、実際にミニ四駆を走らせてタイムを計ってみました。 場所は、東京新橋にある、タミヤプラモデルファクトリー新橋店。 ミニ四駆は、エアロサンダーショット(ARシャーシ)です。
- 【ミニ四駆データ】
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- ミニ四駆:エアロサンダーショット(ARシャーシ)
- モーター:アトミックチューンモーター
- ギヤ比 :3.5:1
- 【検証方法】
- 次の3種類の乾電池で、それぞれコース1巡(5周)のタイムを計測する。 タイマーは、手動のストップウォッチ。
- タミヤパワーチャンプGT
- 富士通PremiumG
- タミヤネオチャンプ(ニッケル水素電池)
「ミニ四駆ラップタイマー」を使えばタイムを正確に計ることができますが、公共の場なので設置は難しいです。 でも、私は高校3年間陸上部だったので、手動でも正確さには自信があります。
それでは、早速行ってみましょう!
タイムアタック1回目:タミヤパワーチャンプGT
トップバッターは、タミヤパワーチャンプGTです。
コースアウトすることなく、無事にゴール。 タイムは、22秒49でした。
タイムアタック2回目:「富士通PremiumG」
次は、今回の目玉「富士通PremiumG」です。
こちらもコースアウトすることなく、無事にゴールです。 タイムは、22秒35でした。
タイムアタック3回目:タミヤネオチャンプ
最後は、タミヤネオチャンプです。 前日の夜に、専用充電器で充電したばかり(すでに5回以上充電を繰り返している、こなれた状態)のものを、使用しました。
無事にゴールできました。 タイムは、23秒48でした。
結果発表
結果発表です。 電池の重さも、あわせて公開します。
順位 | 電池名 | タイム | 重さ(2本) |
---|---|---|---|
1位 | 富士通PremiumG | 22秒35 | 47.4g |
2位 | タミヤパワーチャンプGT | 22秒49 | 47.0g |
3位 | タミヤネオチャンプ | 23秒48 | 36.4g |
「富士通PremiumG」が、堂々の1位です。 「富士通PremiumG」、なかなかやりますね!
まとめ
「富士通PremiumG」は、3種類の乾電池で1番重いにも関わらず、速さは1番でした。 タイマーが手動なのを考慮して、プラスマイナス0.1秒の誤差があったとしても、性能はタミヤパワーチャンプGTと同等か、それ以上なのは間違いありません。
今回のモーターは、アトミックチューンモーターでしたが、もしハイパーダッシュ2モーターだったら、その差はさらに広がるでしょう。
アルカリ電池はスタミナがあるので、コースが長くなるほど有利です。 ジャパンカップ2013のコース「スーパークライムサーキット2013」は、今回テストした新橋よりも長いので、大会では、他の乾電池より断然有利でしょう。
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あなたの愛用しているミニ四駆で、「富士通PremiumG」を、ぜひ使ってみてください!