ジャパンカップ2014に行こう!
ジャパンカップ2014が、ついに開催されます。 イベントに関する様々な情報を、紹介します。
目次
ジャパンカップとは?
ジャパンカップは、日本全国を縦断するミニ四駆の全国大会です。
通常の公式大会と違い、最後の会場では、それまでの大会で優勝したレーサー同士で、さらにレースが行われます(チャンピオン決定戦)。 そこで優勝したレーサーが、グランドチャンピオンとなります。
公式大会で優勝するだけでもすごいのに、トップレーサー同士のレースでさらに勝ち抜くのですから、グランドチャンピオンは、まさに「キング・オブ・キング」と言えるでしょう。
ジャパンカップの大会期間は、4ヶ月にも及ぶ長期戦です。 コースの形状は変わらないので、大会が進むほど、より速いミニ四駆が登場します。 効果的なセッティングなどの情報が交錯する上、経験を重ねたレーサーたちが、より高度なミニ四駆を繰り出すようになるからです。
ジャパンカップ2013では、チャンピオン決定戦の模様が巨大なスクリーンに映し出されました。 そのハイレベルなレースは、
「ミニ四駆は、こんなにもすごい力を秘めている」
ということを、教えてくれました。
ミニ四駆30周年となる2012年に、ジャパンカップは復活しました。 それをきっかけに、ミニ四駆で遊び始める人が、再び増え始めたという経緯があります。 管理人も、ジャパンカップの復活を知って、ミニ四駆に復帰した1人です。
ジャパンカップは、通常の公式大会とは異なる、ミニ四駆の一大祭典(特別な公式大会)なのです。
ジャパンカップ2014の開催概要
ジャパンカップ2014は、全国15ヶ所で開催されます。 会場と日程は、次のとおりです。
- 6月22日(日) 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン(東京都)
- 6月29日(日) 京セラドーム大阪・9階スカイホール(大阪府)
- 7月 6日(日) 愛・地球博記念公園 地球市民交流センター(愛知県)
- 7月13日(日) ニューサンピア高崎・多目的ホール(群馬県)
- 7月20日(日) ツインメッセ静岡(静岡県)
- 8月 3日(日) 今治港特設会場(愛媛県)
- 8月17日(日) サンフェスタ・1Fイベントホール(宮城県)
- 8月24日(日) 品川シーサイドフォレスト・オーバルガーデン(東京都)
- 9月 7日(日) 広島マリーナホップ(広島県)
- 9月14日(日) 新千歳空港・イベントホール翔(北海道)
- 9月21日(日) かしいかえん シルバニアガーデン 大テント(福岡県)
- 9月28日(日) 東京ビッグサイト(東京都)
- 10月 5日(日) 京セラドーム大阪・9階スカイホール(大阪府)
- 10月12日(日) 岡山おもちゃ王国(岡山県)
- 10月19日(日) MEGA WEB(東京都)
ジャパンカップ2014の情報は、「タミヤ ジュニア ニュース(vol.166)」に掲載されています。 手に入れていない場合は、お店に行って、もらっておきましょう。
また、大会の詳細な情報は、タミヤのホームページに掲載されています。 大会期間中は、たびたび更新されるので、定期的にチェックすると良いでしょう。
シード権をかけた、ミニ四駆ステーション大会が開催!
ジャパンカップの期間中に、ミニ四駆ステーション大会で優勝すると、「シード権」がもらえます。
シード権は、無条件で2次予選(1次予選を突破したレーサー同士のレース)に参加できるチケットです。 通常枠とは別の扱いなので、万一、定員オーバーで受付できなくても、シード権を使えば2次予選に参加することができます。
実際、過去の公式大会において、定員オーバーで受付終了後に来場したレーサーが、持っていたシード権を使って参戦。 2次予選以降のレースを勝ち抜いて、入賞したケースがあります(すごいですよね)。
もちろん、通常どおりに受付してレースに参加した場合でも、シード権を使うことは可能です。 途中で負けてもシード権があれば、2次予選に挑戦することができるわけです。 しかも、複数枚あれば、繰り返し参加が可能なんですね。
使う・使わないは自由です。 シード権を持っていていも、「ミニ四駆の調子がイマイチだから、今回は使うのをがまんして、次のジャパンカップ用にとっておこう」というのも有りです。 シード権をどのタイミングで使うのか、戦略が生まれるわけです。
ミニ四駆ステーション大会の情報は、前述の「タミヤ ジュニア ニュース(vol.166)」に掲載されています。
シード権は、あればあるほど有利なので、ミニ四駆ステーション大会にも、積極的に参加してみましょう!
> ミニ四駆ステーション大会の詳細については「ミニ四駆の大会に参加してみよう!」を参照。
ミニ四駆超速ガイド2014が発売!
ジャパンカップにあわせて、「ミニ四駆超速ガイド2014」が発売されます。
2013年に発売された「ミニ四駆超速ガイド2013」は、ミニ四駆の基本情報(主要なシャーシ・パーツ・改造例など)が豊富に掲載された、素晴らしい本でした。
> 詳細については「「ミニ四駆超速ガイド2013」がすごい3つの理由」を参照。
ミニ四駆超速ガイド2014は、1段上の内容となります。 ジャパンカップ2014のコース攻略情報も掲載されるので、ぜひ買っておきましょう!
ミニ四駆のテレビ特番が放映!
今年も、テレビでミニ四駆の特別番組が放映されます(テレビ東京系列で、7月21日(月・祝)に放送予定)。
2013年のテレビ特番(2013/7/15 に放送)では、ミニ四駆を題材にして、様々な勝負が繰り広げられました。
ミニ四駆好きなら、見れば楽しさ倍増なので、こちらも逃さずチェックしておきましょう!
ジャパンカップは、富士通乾電池も使える!
ジャパンカップでは、富士通乾電池「富士通PremiumG」を使うことができます。
このため、ジャパンカップで使える電池は、
タミヤネオチャンプ(充電式電池)、
タミヤパワーチャンプGT(アルカリ電池)、
富士通PremiumG(アルカリ電池)、
の3種類となります。
公式大会の決勝戦(優勝決定戦)ではタミヤパワーチャンプGTが支給され、それでレースをしますが、ジャパンカップの場合、富士通PremiumGが支給されます。 ですので、富士通PremiumGを使って調整するのも、1つの方法なんですね。
> 電池の性能については「【検証】富士通PremiumG」を参照。
使い込んだタミヤネオチャンプなら、当日に充電した場合は、アルカリ電池よりも速いです。 一通り持っていれば、ミニ四駆の速さを調整することができますよ☆
ミニ四駆があれば、誰でも参加できる!
タミヤが主催する公式大会は、誰でも参加することができます(参加費は無料)。 年齢差や経験差が考慮されていて、現在は4つのクラスに分かれています。
- 【公式大会のクラス】 ※2014年6月13日現在
-
- ファミリークラス:小学3年生以下(保護者の同伴が可能) ※勝ち抜きなし(1次予選のみ)
- ジュニアクラス :小学4年生から中学3年生以下
- オープンクラス :年齢制限無し
- チャンピオンズ :過去の公式大会優勝者のみ
ファミリークラス・ジュニアクラスは、最低でも2回、レースに出場可能で、オープンクラスは、1回のみの真剣勝負です(大会の場所や参加者の人数で、若干の変動あり)。
ファミリークラスは、午前と午後に1回ずつ、1次予選が行われます。 パパやママに付き添ってもらいながらレースできるのが、他のクラスと違う点です。 1位になっても2次予選には進めませんが、記念品(シール等)をもらうことができます。
ジュニアクラスも、午前と午後に1回ずつ、1次予選が行われます。 午前の1次予選で負けてしまっても、午後の1次予選に再挑戦することができます(午前の1次予選で勝ち抜いたレーサーは参加不可、2次予選まで待機)。
オープンクラスは、一般的には高校生以上が対象です。 ただ、小学3年生以下(ファミリークラスが対象)のレーサーでも「勝ち抜き制のレースがしたい!」と思えば、オープンクラスに参加するのは有りです(ただし、保護者の同伴は不可能)。
公式大会に参加するのは、勇気がいるかもしれません。 特にミニ四駆を始めたばかりだと、次のように考えてしまいがちです。
「ミニ四駆が上達して、自信がついてきたら参加しよう」
「本格的な改造ができるようになってから、参加しよう」
経験則ですが、あまり気にしなくても大丈夫です。 公式大会のコースは、速さだけでは勝つことができないように設計されているからです。
実際、1次予選では、速いミニ四駆が次々とコースアウトする中、残った1台のミニ四駆が、まるでノーマルモーターのようなスピードで悠々とゴールするシーンが、何度も見られます。 以前の記事「ジャパンカップで完走/リタイアの明暗を分けた、7つのブレーキセッティング」のとおり、そもそも完走させるのが難しいのですね。
公式大会の参加は、早いほど・回数を重ねるほど、有利になります。 レベルアップの度合いが、高くなるからです。 公式大会は、ミニ四駆ステーション大会とは事情が違います。 レースは厳しいですが、公式大会ならではの経験を得ることができます。
管理人も1年ほど前、復帰してすぐに(ほぼ初心者の状態から)公式大会に出場し、それを続けてきました。 もしそうで無ければ、レベルアップの度合いは、今よりも低かったと思います。
大勢の人の前でレースをするのは気が引けるかもしれませんが、一生懸命に作ったミニ四駆を「用意、ドン!」で走らせるのは、とても楽しいです。 もし勝つことができれば、思わずガッツポーズしたくなるほど、嬉しくなります。 負けて悔しい想いをしても、それをバネにすれば、強いミニ四駆を作り出すエネルギーになります。
自信は後からついてくるので、積極的に参加することをお勧めします。 初めて公式大会に参加する場合、次の記事も参照してみてください。
> 「スターティングをマスターしよう!」
> 「異議申告について知っておこう!」
> 「大会に必要な持ち物とチェック項目」
ジャパンカップ2014に参加して、ミニ四駆の素敵な思い出を作りましょう!
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