ジャパンカップで完走/リタイアの明暗を分けた、7つのブレーキセッティング
スーパークライムサーキット2013に挑んだミニ四駆のブレーキセッティングを、すべて公開します(全7パターン)。 完走したセッティングとリタイアしたセッティングを比較・分析して、12月のミニ四駆グランプリ攻略を目指しましょう!
立体コース攻略は、ブレーキセッティングで決まる!
スーパークライムサーキット2013(ジャパンカップ2013のコース)のヘルクライム&ナイアガラスロープver.2では、ブレーキが無かったり、セッティングが甘かったりしたミニ四駆が、容赦なく飲み込まれリタイア(失格)となってゆきました。
ブレーキは非常に繊細なパーツで、ほんの少しのセッティングの違いで明暗(完走/リタイア)が分かれます。 レーサーとしての経験が、大きく関係するパーツなんですね。 ブレーキの詳細については、次の記事を参照してください。
> 「ブレーキについて」
> 「ブレーキセッティングをマスターしよう!」
今回は、管理人がジャパンカップ2013に参加した時の、ブレーキのセッティング内容を、全て公開します。
データを分析して、最適なブレーキセッティングを見極めよう!
ジャパンカップ2013に挑んだブレーキセッティングは、次の表です。 無事に完走したセッティングもあれば、途中でリタイアしたものもあります。
スポンジ (前) |
地上高 (前) |
スポンジ (後) |
地上高 (後) |
完走 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
① | ブラック (5cm) |
約4.5mm | ブラック (4cm) + グレー (3.8cm) |
約1.5mm | ○ | |
② | ブラック (7cm) |
約3.5mm | ブラック (7.8cm) |
約1mm | ○ | |
③ | ブラック (7cm) |
約4.5mm | ブラック (7.8cm) |
約2mm | × | 1周目、ヘルクライム後のジャンプ着地に失敗。 |
④ | ブラック (7cm) |
約6.5mm | ブラック (7.8cm) |
約2mm | × | 1周目、ヘルクライム後のジャンプ着地に失敗。 |
⑤ | ブラック (6.4cm) |
約2.5mm | ブラック (7.2cm) |
約1.5mm | ○ | |
⑥ | ブラック (2.4cm) |
約2mm | ブラック (7.2cm) |
約1.5mm | × | 5周目、ヘルクライム後のジャンプ着地に失敗。 |
⑦ | なし | 約2mm | ブラック (7cm) |
約1.5mm | × | 1周目、ヘルクライム後のジャンプ着地に失敗。 |
※モーターは全て「ハイパーダッシュ2モーター」または「ハイパーダッシュモーターPRO」
ヘルクライム&ナイアガラスロープver.2は、12月に開催されるミニ四駆グランプリに再び登場します。 ですので、このデータをぜひ役立ててください!
ただ、12月のミニ四駆グランプリのコースは、ジャパンカップ2013よりも、ブレーキを強めにした方が良いかもしれません。 コーナー直後にヘルクライムを上るので、ブレーキが1回しか発動しないからです(ジャパンカップ2013では、スーパーデルタバンクで下ってからヘルクライムを上るので、ブレーキが2回発動します)。
実際、ミニ四駆ジュニアカップ(東京大会)終了後の試走で①のミニ四駆を走らせたところ、1周目のヘルクライムで大ジャンプ、リタイアとなってしまいました(>_<)
レースは、完走してもスピード負けだと悔しいですが、途中でリタイアすると、もっと悔しいですよね。 12月のミニ四駆グランプリでは、ブレーキセッティングをばっちり決めて、タミヤのスタッフの方々を
「今回の参加者、完走率高っ!」
とビックリさせてしまいましょう。 私も、まずは完走目指してがんばります_(^-^)>
以上、ジャパンカップで完走/リタイアの明暗を分けた、7つのブレーキセッティングでした(^-^)
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