2013ミニ四駆ジュニアカップ東京大会レポート
ミニ四駆ジュニアカップ東京大会のレポートです。 雨天中止のため天候が心配されましたが、前日の大雨とはうって変わった晴空。 暑い日差しの中で、熱いレースが再び繰り広げられました。
目次
ジュニアカップ東京大会、開催!
7月28日、ミニ四駆ジュニアカップ東京大会が、東武百貨店(池袋店)で開催されました。
会場はデパートの屋上で、通称「スカイデッキ広場」。 午前10時から開催されるので、早めに向かいましたが、あいにく開店は10時からとのことで入れず。 少し周囲を散策です。
JR池袋駅(西口)の様子です。 建物がたくさん並んでいますね。
おやおや? 緑で作られた、3羽のフクロウがいます。 ユニークなオブジェですね☆
10時になったので、早速入店。 すると、1Fエスカレーター付近に、こんな看板が。 田宮の模型展が開催されているようです。 せっかくなので、会場に向かう前に、少し寄り道してみます。
見物と買い物で、店内は大盛況!
開店直後にも関わらず、模型展には、早速見物に訪れる方々がいました。 模型展では、コンテスト応募作やタミヤの新製品が、あちこちに展示されていました。
売り場の様子です。 大勢のお客さんで賑わっていました。
レジに、高々と積まれた商品。 これで、1人のお客さんが買う量です。 買い物かご一杯に、商品を入れるお客さんが、何人もいました。 すごいですよね。
フリー走行のコースです。 子供達が、早速走らせていました。 夜には、大人も参加できるミニレース大会が開かれている模様。 ジュニアカップは中学生以下限定ですが、親子でミニ四駆を楽しんでいる家族には、嬉しい限りですね☆
ピットスペースも、設置されていました。 レース前のセッティングはもちろん、買ってすぐにミニ四駆を組み立てることも出来ました。
すでに会場は大賑わい!
会場入り口(出口)です。 すでに、大勢の人で賑わっていました。
ジュニアカップでは、大会が始まる前に、練習走行が出来ます。 実際に走らせることが、最適なセッティングを見つけ出す最良の方法です。 大勢のレーサー達が、試走に臨んでいました。
周囲を見渡すと、とてもオープンな場所だと分かります。 前日は大雨だったので天候が心配でしたが、雨天中止にならずに済みそうです。
屋上なので、強い日差しによる熱中症の恐れがあります。 会場では、水、ドライアイス、うちわが無料で配られていました。 この配慮は、嬉しいですね☆
時間になりました。 恒例の、大会説明です。 初めて大会に参加するレーサーにとっては、大変ありがたいものです。
右側は、実況解説を務める、くまがいゆうきさん。 1レース1レース、しっかりと盛り上げてくれます。 数々のドラマが繰り広げられる、ミニ四駆の公式大会に、なくてはならない存在です。
左側は、司会進行を務める、声優のさくらいなるさん。 レースの合間、女性ならではの鋭い感性と洞察による、コース攻略のヒントを語ってくれます。 さくらいさんが話し始めたら、よーく耳を澄まして聞いてみてくださいね☆
コースを見てみました。 最大の難所、ヘルクライム&ナイアガラスロープver.2です。
ウォッシュボードストレートです。 あれ? よく見ると、バーニングブリッジ以外のレーンには、2つずつありますね(笑)
ミニ四駆ジュニアカップ、スタート!
いよいよ大会が始まりました。 レーサー達が、車検を受けに行列を作ります。 これから、どんなレースを見せてくれるのか、とっても楽しみです☆
そしてレーススタートです!
ロングストレートを猛スピードで走りながら、第一の難関「逆バンク」に突入。 ローラーセッティングが甘いミニ四駆は、ここで早くもコースアウトしてしまいます。
直線が続いて、今度は「ウォッシュボードストレート」です。 レースで勝つにはスピードが必要ですが、速すぎるミニ四駆はジャンプが大きくなってしまうので、この後すぐのコーナーでつまずいてコースアウトしてしまいます。
今度は、135度の急カーブです。 適切なローラーセッティングが求められる、コースアウトの危険性が高い難所です。 今回も、ここでコースアウトするミニ四駆が続出しました。
そして最大の山場、ヘルクライム&ナイアガラスロープver.2です。 組み立ての精度や安定性が足りないミニ四駆は、容赦なく飲み込まれます。 完走するには、ここを5回連続で乗り越えなければなりません。 高い安定性と、運が必要です。
さらに、デジタルカーブと芝セクションが待ち受けます。 ローラー径が小さなミニ四駆やブレーキの効きが強いミニ四駆は、ここで大きく減速。 最悪の場合、止まってしまいます。 今回も、走り抜け出来なかったミニ四駆が、何台もありました。
そしてゴール! 1位で到着すれば、1次予選通過です。
予選通過券を受け取ったレーサーが、嬉しそうに走ってゆきます。 見ていると、こちらまで笑顔になってしまいます(^-^)
午前のレース終了後、コンクールデレガンスが開催されました。 今回も、見事にデザインされたミニ四駆が勢揃い。 アミューズメント限定の(UFOキャッチャーでのみ手に入る)ミニ四駆も披露され、イベントをさらに盛り上げていました。
つかの間の休息が終わり、午後のレースの始まりです。
1次予選を通過したレーサー達の、ハイレベルなレースが展開されます。 それでも、コースアウトするミニ四駆は後を絶ちません。 さらなる高見を目指して、セッティング変更がなされるからです。
アクシデント発生! どうやら、ウォッシュボードストレートが破損した模様です。 レースは中断され、レーサー達には、しばし休憩が訪れます。 暑い日差しの中、スタッフの皆さんが、懸命に補修をしています。
2次予選を勝ち抜いた9名で、引き続き、決勝レースが行われます。 そして残った3名による決勝戦。 決勝戦では、タミヤパワーチャンプGTという高性能アルカリ乾電池が支給されます。 その電池に交換した状態で、決勝戦が行われるのが通例です。
過酷なレースを勝ち抜いて入賞を果たした、3名のレーサー達です。 みんな、おめでとう!
戦いを繰り広げる、次世代のレーサー達
ミニ四駆ジュニアカップに参加できるのは、中学生以下の子供達です。 しかし、待ち受けるのは、大人でも苦戦してしまうほどの、高い難易度を誇るコースです。
ミニ四駆が発売されてから30年以上が経過したため、ミニ四駆の数も、シャーシの種類も、改造パーツのバリエーションも増えました。 その結果、高度化・複雑化の一途をたどっています。
私が子供の頃、改造と言えば、タイヤはスポンジタイヤで、ホイールはノーマルかワンウェイホイールの2択、モーターも3種類程度でした。 今より、とてもシンプルな時代でした。
現在は、大人でも戸惑ってしまうほどの状況です。 そんな中、懸命に、でも夢中になって遊ぶ子供達。 今の大人達を凌駕する次世代のレーサーが、この中から出てくる日が、きっとやって来るでしょう。
大会が終わっても、盛況は続いてゆく
ミニ四駆ジュニアカップ終了後、新たなレーサー達が、続々と集まってきました。 大会終了後は、年齢制限無しでフリー走行が出来るからです。 しかも、神奈川大会よりも、時間枠が大幅に設けられました。 田宮の太っ腹ぶりに脱帽です。
おまけ
会場を後にして、JR池袋駅東口のビッグカメラ池袋本店に向かいました。 ここでは、ミニ四駆関連の商品が、豊富に扱われているからです。
その品揃えは、池袋随一です。 池袋付近を通る機会があったら、ぜひ立ち寄ってみてください!