スーパーIIシャーシの改造に挑戦してみたよ!(3)
すべての点で、平均以上の性能を誇る、スーパーIIシャーシ。 柔軟なセッティングが、手軽にできるシャーシです。 今回は、スーパーIIシャーシ向きの、本格的な改造方法をご紹介☆
2017/6/5 この記事は「四輪駆動ラボラトリ vol.30」に収録されています。
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目次
- 1スーパーIIシャーシ改造(ノリオ仕様)
- 1.1シャーシ
- (1)バンパーレス加工
- 1.2車輪
- (1)タイヤの取り付け
- (2)引き伸ばし工具の作り方
- (3)車輪の取り付け
- 1.3フロント(前)バンパー
- (1)両ネジシャフトの加工
- (2)FRPプレート(土台)の加工&取り付け
- (3)両ネジシャフトの加工・スタビヘッドの自作
- (4)ガイドローラーの取り付け
- 1.4ノリオ
- (1)FRP・カーボンプレート(アーム)の加工
- (2)FRPプレート(ぶつけ台)の加工&取り付け
- (3)両ネジシャフトの加工&取り付け
- 1.5リヤ(後)バンパー
- (1)カーボン強化3点止めステーの加工&取り付け
- (2)キャップスクリューの加工
- (3)FRPプレート(土台)の加工&取り付け
- (4)スライドダンパー(フルカウルミニ四駆)の自作
- (5)小径ホイールの加工(ホイールスタビの改造)
- (6)スライドダンパーとガイドローラーの取り付け
- (7)FRPプレート(ブレーキ)の加工&取り付け
- 1.6ボディ
- (1)ボディキャッチの加工
- (2)肉抜き加工
- (3)カウルの取り付け加工
- 2まとめ
スーパーIIシャーシ改造(ノリオ仕様)
今回は、スーパーIIシャーシの本格的な改造です。 次の写真は、「リバティーエンペラー プレミアム」をベースに作ったミニ四駆です。
今回の1番改造は、「ノリオ」です。
ノリオは、提灯から派生した改造の1つで、アームの高さをホイール軸の下にする方法です。 このため、
マシン全体の重心が下がる(スピード・安定性が高まる)、
ボディ選択の自由度が増す(個性・独自性を演出できる)、
などのメリットがあります。
ボディ提灯と同じく、どのシャーシでも改造できますが、スーパーⅡが1番簡単です。 ですので、初めはスーパーⅡシャーシで作ることを、お勧めします。
ちなみに、名前の由来ですが、おそらく2本のアームが、海苔(のり)を連想させるからでしょう。 サイド(横)のアームを眺めていると、だんだん海苔のように、見えてきますよね?
または、アイデアがひらめいた時、「やったー! ヒクオより低い、すごい改造方法だ!!」と嬉しくてノリノリになったので、それで名前にしたかもしれませんし、アームにマスダンパーを乗せる方式だからかもしれません。
それはさておき、改造の手順を1つ1つ、順番に説明してゆきましょう!
2017/6/6 電子書籍化に伴い削除