電池の使い方をマスターしよう!
ミニ四駆のスピードを、大きく左右する乾電池。 電池の正しい使い方を知って、ミニ四駆を最適な状態で走らせましょう! ミニ四駆をスピードアップさせる、小技もありますよ☆
目次
電池の種類
まずは、電池の種類を知りましょう。 電池は、次の3種類あります。
- ①マンガン電池
- ②アルカリ電池
- ③充電式電池(ニカド電池・ニッケル水素電池)
違いは、①②は使い捨てで、③は充電して繰り返し使える点です。
公式大会で使うことができるのは、タミヤ製の②③です。 タミヤ製の電池については、「パーツの種類と機能—①電池」を参照してください。
電池の使い方
電池の正しい使い方は、次の一言に尽きます。
電池は、同じ種類、同じ使用頻度の2本を、組み合わせて使う。
ですので、次のような使い方は、全て間違っています。
間違った使い方1:種類が違う電池を一緒に使う
アルカリ電池と充電式電池を一緒に使ったり、同じアルカリ電池でも違うメーカーのもの(タミヤ製と他社製など)を一緒に使ったりしてはいけません。
間違った使い方2:新品と使いかけの電池を一緒に使う
たとえ同じ種類の電池でも、新しく買ったばかりの電池と古い電池を一緒に使ったり、充電したばかりの電池とある程度使った充電式電池を一緒に使ったりしてはいけません。
上記の2つが間違っている理由は、電池のパワーバランスがくずれてしまい、ミニ四駆が力を発揮できなくなるからです。 この他、電池の向き(+とー)を逆にして使うのもNGです。 ミニ四駆が逆走して、とても危険だからです。
電池の管理方法
ミニ四駆を走らせない時は、必ず電池を抜いておきます(ミニ四駆を休ませてあげましょうね)。 また、+とーの端子部は、綺麗にしておきましょう。
電池は2本組み合わせて使うので、セットで管理するのがベスト。 ミニ四駆バッテリーケースや、ミニ四駆ポータブルピットの収納スペースを活用しましょう。 箱など、1箇所にまとめる場合、シールを貼れば目印になります。
なお、ミニ四駆ポータブルピットに入れる場合、スポンジなどを敷いておけば、電池をぐらつかせずに済みます。 写真の例では、ミニ四駆マルチケースのスポンジを敷いています。
充電式電池を使いこなそう!
マンガン電池やアルカリ電池と違い、充電式電池は、繰り返し使うことができます(ニッケル水素電池の場合、およそ2000回)。 お得な充電式電池の使い方を、ぜひおさえておきましょう。
正しい使い方1:専用の充電器で充電する
タミヤネオチャンプ(充電式電池)は、慣れないうちは、専用の充電器で充電しましょう。
他社製の充電器でも、充電することは可能です。 充電器が違っていても、充電できるわけです。 ただ、充電器によっては電池を痛めてしまい、性能が下がってしまう恐れがあります。
また、過充電(長時間充電し過ぎること)も電池を痛める原因ですが、専用の充電器であれば、自動的に充電をOFFにしてくれます。。
正しい使い方2:最後まで使い切ってから充電する
使いかけのまま再充電すると、電池の容量が減ってしまい、性能が下がってしまいます。 ミニ四駆のカウンターギヤを外して、モーターを空回りさせて、最後まで使い切ってから充電すればOKです。 なお、急速充電器PROなら、放電することも可能です(放電後、自動的に充電)。
正しい使い方3:新品は充電と放電を何度か繰り返す
買ったばかりの充電式電池は、「満タンに充電→最後まで使い切る」を3〜4回繰り返せば、安定したパワーを発揮できるようになります。
正しい使い方4:電池の向き(+とー)を正しく入れて充電する
充電する場合、電池の向きに注意してください。 +とーを間違えて入れて充電すると、電池がダメになってしまいます。
正しい使い方5:レースの直前に充電する
充電式電池は、充電直後が最もパワーを発揮します。 ですので、公式大会に参加する場合、前日に充電するようにしましょう。 もし余裕があれば、当日の早朝がベストです。
すでに充電済みの場合、前述の「正しい使い方2:最後まで使い切ってから充電する」に従って、1度放電してから再充電します。
最後に、充電式電池以外の電池(アルカリ電池、マンガン電池)は、絶対に充電してはいけません。 電池が破裂するらしく、大変危険だからです。
電池を暖めると、ミニ四駆が速くなる!
ミニ四駆をスピードアップさせる小技で、電池を暖める方法があります。 電池を暖めてから走らせると、何とビックリ、ミニ四駆が速くなるのです!
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電池の使い方をマスターして、愛用のミニ四駆を大活躍させましょう!
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