サイクロンマグナム21st Century editionを作ってみたよ!
アミューズメント専用景品第3弾のミニ四駆「サイクロンマグナム21st Century edition」を、組み立ててみました。 第4弾のミニ四駆の情報も紹介します。
目次
サイクロンマグナム21st Century editionの概要
サイクロンマグナム21st Century edition(以下、サイクロンマグナム21st)は、アミューズメント限定ミニ四駆の第3弾です。 去年(2013年)の12月頃から、全国各地のアミューズメント施設にあるUFOキャッチャーで、取れるようになりました。
ボディカラーは全4色(クリヤーブルー、クリヤーレッド、ホワイト、ブラック)で、シャーシとタイヤの色にも違いがあります(シャーシは、スーパーTZーXシャーシ)。
キットの箱も、特別仕様。 ミニ四駆漫画「爆走兄弟レッツ&ゴー」に登場する2人の主人公が、元気いっぱいに描かれています。
今回は、サイクロンマグナム21st(ホワイト)を組み立てることにしました。
箱をあけて、キット内容を確認
外側のビニール袋をあけて、キットの箱を取り出します。
箱の中は、こんな感じでした。
一通りパーツを確認。 足りないものは、なさそうです☆
ボディです。 おそらく、オリジナルと同じものでしょう。
シャーシです。 カバー類は、特別仕様でしょうか? こちらも、本体はオリジナルと同じのようです。
ホイールです。 こちらは、金メッキ仕様の特別製です。
タイヤです。 こちらも、赤色カラーの特別製です。
シールです。 21st Century edition(21世紀版)を象徴する、メッキ仕様の豪華なシールなのです☆
モーターやギヤなどの部品類です。 ギヤは、超速(ギヤ比:3.5対1)ですね。
スーパーTZ―Xシャーシを、少し観察してみます。
全体的にシンプルな作りで、シャーシの底が、電池に沿って軽量化されています。 左右のサイドバンパーは、まるで飛行機の翼のよう。 ホイールベース(前輪と後輪のホイールシャフトの間隔)は82mm(ARシャーシと同じ)なので、直線重視の設計なんですね。 原作では、「マグナムは直線に強い」という設定があるので、サイクロンマグナム21stにピッタリなシャーシです。
前後(フロント・リヤ)のバンパー部分を確認。 フロントバンパーのビス穴は、AR・MAシャーシなどに比べて少ないです。 でも、フロントバンパーは、FRPプレートを活用すれば問題ないですし、リヤは強度の高い3点止め方式なので、ハイパーダッシュ2モーターなどの高速モーターを搭載しても大丈夫です。
工具を用意して、組み立て開始!
事前に工具を用意して、いよいよ組み立て開始です。
写真の工具は、市販のハサミの他、左上から順に、
「ピンセットペンチ」、
「精密ニッパー」、
「マイクロハンマー(交換ヘッド4タイプ付き)」、
「精密カッター」、
「プラスドライバーM」
です。 工具は色々使ってみましたが、タミヤ製が使いやすいです。
> 工具の詳細は、「製品パーツカタログ – ⑨その他(工具)」を参照。
パーツの切り離しには、ニッパーを使います。 ニッパーの刃の先を、なるべく根元に当てれば、きれいに切ることができます。
パーツを切り取った残りの部分は、細かく切るとコンパクトになるので、ゴミ袋を破く心配が無くなります。
シャーシにギヤを乗せます。 ギヤの向きを間違えないように、慣れないうちは、説明書をよく見ましょう。
タイヤもニッパーで切り離します。 プラスチックのパーツと同じく、ニッパーの刃の先を、なるべく根元に当てましょう。 ニッパーの切れ味が良ければ、きれいに切り取ることができます。
次の写真のように、タイヤに切れ端(左下)が残っていると、スピードも安定性も下がってしまうので、ミニ四駆の走行が不安定になります。
ですので、タイヤは切れ端が残っていないか、特に神経を使います。 切れ端は、ニッパーやカッターでカットしましょう。
ほとんどのタイヤは、ホイールに入れる向きがあります。 次の写真を、よーく見てみてください。 タイヤの横を眺めてみると、左は丸みを帯びていますが、右は平らになっています。
左の丸い方が外側で、右の平らな方が内側です。 タイヤは、横が平らな方からセットします。
軸受け部品を切り離して、ハトメを入れてから、シャーシにセットします。
改造する時は、ここの部分を、ボールベアリングと交換します。 ボールベアリングについては、次の記事を参照してください。
> ボールベアリングの概要は「パーツの種類と機能(⑪ホイールシャフト・ベアリング)」を参照。
> ボールベアリングの種類は「製品パーツカタログ – ⑤ベアリング(ボールベアリング)」を参照。
車輪にホイールシャフトを入れる際は、ハンマーを使うと楽です。 車輪の上に、ホイールシャフトを真っすぐに立てて、ハンマーでコンコンと軽く叩いてゆきましょう。
モーターカバーに、ターミナル(電池金具)をセットします。 ターミナルは、手で触らずに、ピンセットで持つようにします。 直接触ると、手の表面の油(脂肪分)や汚れがターミナルについてしまうので、性能が下がってしまうからです。
これは、モーターのターミナルについても、同じことが言えます。 もし、ターミナルに手が触れてしまった場合は、ティッシュで軽くふいておけばOKです。
モーターに、ピニオンギヤをセットします。 反対側の軸に固いものを当てて(写真ではピンセットペンチを使用)、上から一気に押し込みます。
この作業は、意外と力が必要です。 次のように、ハンマーで叩いて入れる方法もあります。
カウンターギヤをセットして、ギヤカバーを取り付けます。
この作業をしていると、時代を感じさせられます。 ARシャーシやMAシャーシが、いかに優れているかが分かります(もちろん、このシャーシがあるからこそ、今のシャーシがあるわけです)。
モーター、ターミナル、カウンターギヤのセットを、シャーシ後部に取り付けます。
シャーシ前部にも、ターミナルをセットして、ギヤカバーを取り付けます。
リヤバンパーに、ガイドローラーをセットします。 直接当たると回転時にバンパーを痛めるので、それを防ぐために大ワッシャーを挟みます。
リヤバンパーを、シャーシに取り付けます。 こちらも、大ワッシャーを忘れずに入れましょう。 衝撃が分散するので、シャーシにかかる負担を軽減することができるからです。
> 詳細については「小部品について」を参照。
フロントバンパーは、トラスビスを入れて、ネジ穴のクセをつけておきましょう。 正面から見た場合は垂直(写真左側)、横から見た場合はスラスト角と平行(写真右側)になるよう、トラスビスを入れてゆきます。
トラスビスを外して、ガイドローラーを取り付けます。 少し手間がかかりますが、ビス穴に変なクセがつくのを防ぐことができます。
ようやく、シャーシ全体が完成しました。
ボディを乗せてみます。 このミニ四駆は、ボディ加工の改造をする予定なので、今回はシールを貼らないでおきます。
サイクロンマグナム21stを、色々な方向から眺めてみます。 ボディ前部の「豪」の字が、いい感じです☆
マグナムも、ソニックに負けず劣らず、かっこ良いですね♩
サイクロンマグナム21stを、キットの箱にしまっておきます。 改造する日が、待ち遠しいです。
UFOキャッチャー限定ミニ四駆の第4弾は、ハリケーンソニック!
アミューズメント限定商品の第4弾は、「ハリケーンソニック21st Century edition」です。
景品を企画したのは、(株)エスケイジャパン。 第3弾のサイクロンマグナムと同じく、「21st Century Edition」として、レア・限定パーツを装備しての登場です。
- 【商品仕様】
-
- ・メタル風オリジナルシール
- ・レッドメッキホイール(本製品限定パーツ)
- ・スーパーTZーXシャーシ
- ・クリアボディ(レッド・ブラックのみ)
お店に並ぶのは、3月末頃の予定です(地域やお店によって、異なります)。 次の画像やリンクをクリックして、最寄りのお店をチェックしてみましょう。
- 【キャラとるTOPページ】
- 【景品&取り扱い店舗一覧】
- URL:http://charatoru.skj.jp/item/429/
UFOキャッチャー専用景品は、手に入れるのが結構大変です。 私は普段UFOキャッチャーをしないので、新しい景品が発売されるたびに、悪戦苦闘しています。 「少しでも参考になれれば」との想いから、以前記事を書いていますので、もし良かったら参照してみてください。
> サンダーショット エクスカリバーを手に入れよう!
> スーパーアバンテ イフリートを手に入れよう!
「UFOキャッチャーは苦手」という方でも、がんばれば獲得できると思います。 苦労した分、手に入れた時の喜びは格別ですので、ぜひ挑戦してみてください!